昨年、結婚退職したので年末調整をしていないため、確定申告してきました。まぁ、二回目はないと思うのですが(え?)、備忘録として書いておきます。
ちなみにこれは吹田市のマンホール。太陽の塔が真ん中に描かれていて、可愛いですよね。結構気に入ってます。
さて、私は昨年七月に結婚して退職したのですが、その後就職していないので、いわゆる「年末調整」というものをしていません。
所得税というのは、その年の「1/1から12/31までの一年間についての所得額とそれに対する税金を申告する」ものですが、会社にいると、会社が源泉徴収という形で、私たちの給与を計算し、払いすぎた分は年末調整という形でやってくれます。
ですので、結婚退職しても、すぐ就職した方であれば次の会社で年末調整を行ってくれるので確定申告する必要はないのですが、私のような場合は自分で確定申告をしない と税金を払いすぎた分は戻ってこないのですよね。
年の途中で退職した場合は、実際の所得と、会社が一年間の所得として想定して源泉徴収した額とは違いますから。
というわけで、以下のサイトなどを参考に、やってみることにしました。
参考)退職者の確定申告
追記)退職所得がある場合、こちらも確定申告をする際に必要になることもあるみたいですが、私の場合、元の会社に確認したところ、金額的に必要ないと言われたので書いていません。
目次
用意するもの
- 平成21年度(退職した年)の源泉徴収票
- 社会保険料(国民年金保険料)の控除証明書
- 国民健康保険料の納付書(領収書)
- 生命保険の控除証明書
- 住民票 *源泉徴収票が旧姓の場合
- 認印
- 還付金の振込口座の通帳 *新しい姓のもの
- 筆記用具
- 計算機
平成21年度(退職した年)の源泉徴収票
これは、元の会社から既にもらっているかもしれませんが、手元にない方は、元の会社に連絡をとって出してもらってください。
私の場合、こちらは新しい姓名と住所で出していただきました。
社会保険料(国民年金保険料)の控除証明書
私の場合、退職してしばらく失業保険をもらっていました。特に私の場合、結婚して滋賀から大阪へ引越してこなければならなかったため、「結婚のため、退職をよぎなくされた」というやむをえない事情に該当し、通常であれば3ヶ月の待機期間が必要なところ、待機期間一週間ですぐに給付されました。
そこから3ヶ月間の失業保険給付期間中は、所得があるとみなされ、夫の扶養に入ることはできません。つまり、国民年金も健康保険も毎月自分で納付する必要があり、実際に数カ月納付していました。
その時の支払った金額も控除の対象になるので、支払ったものの納付書なりは領収書は絶対に捨てないで大事にとっておいてくださいね。
こちらは10月ぐらいに既に送ってきているはずです。もし紛失した場合は、最寄の社会保険事務所に電話をして再発行してもらってください。
国民健康保険料の納付書
上記の理由で、こちらも控除の対象です。支払った時の納付書(領収書)も用意しておきましょう。
生命保険の控除証明書
私の場合は、共済に入っているのですが、この控除証明書も9月か10月頃、本来であれば送られてきているはず。ですが見当たらなかったので、全労済に電話してすぐに送ってもらいました。
なければ、加入している生命保険会社に電話して送ってもらってください。
住民票
住民票なのですが、いくつかのサイトでは必要と書いてありましたが、吹田税務署に電話で確認したところ、源泉徴収票に記載している姓名と、現在の姓名が一致していれば、必要ないとのことだったので、私は持っていきませんでした。
認印
こちらも新姓のものを用意。(ただし、私の場合は使いませんでした。電話確認した時はもってきてくださいと言われたのですが)
還付金の振込口座の通帳
こちらも新姓のものじゃないと駄目だそうです。失業保険の給付時に新姓の銀行口座がいると言われたので旧姓のものを変えておいてよかった…。
これ、旧姓から新姓に変えるのには手続きが二週間ぐらいかかるので早めにしておいた方がよいです。
筆記用具・計算機
一応持ってきてくださいと言われましたが、用意されていたので使いませんでした。
準備ができたら最寄の税務署へ!
あとはインターネットのe-taxで申請、という手があるのですが、いまいち書き方がよくわからなかったし、他に前住んでいたところの税務署から申告所得税の納付書が届いて、これをどうしていいのかわからなかったので、とりあえず税務署に行くことにしました。
上記書類をきちんとクリップで仕分けし、ファイルに入れて準備。(二度手間になったら嫌なので、不安なことがあれば事前に最寄の税務署で電話で確認しておいた方が安心です)
さすが、確定申告時期ということもあり、税務署は大混雑!!!
行列も出来ていましたが、向こうも慣れたものでさっささっさとさばいてくれ、もっていった書類を見せたら、スタッフの方が目を通してくれてあっというまに計算し記載してくれて、では次にコンピュータ入力するのであちらへどうぞ、とe-taxの方へ促され、そこでも15分ぐらい待ちます。
順番がきたら、また別のスタッフの方がついてくださり、さっきの書類を見ながら勝手に入力していってくれて、こちらは住所や金額をチェックするだけ。
あっというまに出来上がり、後はこれを持って申請窓口に持っていってください、といわれ終了です。
手馴れてますね。相談員が相談にのりますので、とは電話口で聞いていましたが、こんなにてきぱきしてくれるとは。
実際40分ぐらいで終わってほっとしました。
私の場合は、15,000円ぐらい返ってくるそうで、一ヶ月後ぐらいに入金されるそうです。やったー。
予定がある方は早めに準備しておいた方がいいですよ。
これは駐車場へ向かう道すがら撮影したもの。こういう画が結構好きなんですよね。影と光。
ちなみに吹田税務署は普段は駐車場があるのですが、確定申告時期は駐車場に仮設テントを設けて対応しているのでとめられません。真横のタイムスはなんと一時間600円という暴利…。
それはちょっと、、、と思って色々ぐるぐるまわっていたら、吹田駅前に「メロード吹田」という駐車場がありました。そこは30分150円。かなり良心的です。税務署までは歩いて5分ぐらいなのでおすすめです。